風船という言葉は「風」の「船」と書き、まさしく字のごとくですが昔は船みたく「乗り物」という意味で使われていました。
日本に風船が入ってきた明治初期(1868年~1872年頃)に「風船」は乗り物としての「ガス気球」を意味する言葉で使われました。
1922年1月21日: 日本海軍が航空機を飛行機・航空船・気球の3種類と制定。風船が乗用のガス気球の意味として使われなくなります。
1929年: 巖谷小波のゴム風船を沢山付けた子供が冒険する創作童話「風船玉旅行」が流行して以降、風船は風船玉とともに主に玩具のゴム風船をさす言葉となります。
これらの歴史をたどり、現在のゴム風船が俗にいう「風船」と呼ばれるようになりました。
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